【日能研】小3スタートは意味があった?小4スタートと比べた通塾1年目のリアル|姉妹の体験談
我が家には、中学受験に向けて、
小4から日能研に通い始めた長女と、小3から日能研に通い始めた次女がいます。
同じ塾、同じ家庭環境でも、
学年が違うだけで、通塾1年目に感じた負担感は大きく違いました。
実際に2人の通塾1年目を比べてみて感じたのは、
小3スタートは成績以上に「気持ち」と「生活の土台作り」に大きな意味があった
ということです。
今回は、日能研を始めるタイミングによる違いについて、
小4スタートだった長女と、小3スタートだった次女を比べながら、
我が家の実体験をまとめてみたいと思います。
テストの成績に対する精神的な負担が大きく違った
長女が日能研に通い始めた小4は、すでに本科がスタートしているため
2か月に1回、テストと全国模試の成績によるクラス分けがありました。
自分の学力に合わせたクラスで勉強をすることが大切だと理解しつつも、
クラスが変わることで、教科担当の先生やクラスの仲間といった
環境の変化そのものに不安もありました。
そのため、テストのたびに
「クラスが変わるか」「そのままか」を気にし、
親子ともにテスト結果に一喜一憂していたように感じます。
一方、次女が通い始めた小3は、まだ本科のスタート前のため、
学年の人数が少なく、クラスも1クラスしかありませんでした。
そのため、テストの成績でクラスが変わることはありません。
この違いは大きく、次女の場合は、テスト結果を
「この先の学習環境を決める塾からの評価」ではなく、
純粋に「今の理解度を確認するもの」として、素直に受け止められていたように思います。
まだ塾のテスト形式に慣れていない段階では
・文章を途中までしか読まず、思い込みで答えてしまう
・分からない問題に時間をかけすぎて、最後まで解けない
・計算ミスや記述ミスで点数を落としてしまう
ということがよく起こります。
これらのミスも、クラス判定に影響があるどうかで、受け止め方は大きく変わりました。
長女の場合は、
「本当の実力が出せず、クラスが下がったらもったいない」という
後悔や焦りにつながりやすく、
次女の場合は、
「次のテストでは同じ間違いをしないようにしよう」と
前向きに捉えやすかったように感じます。
結果として、小3のテストは、
点数や順位よりも「経験」として受け止めやすかった
と感じています。
クラス人数の違いが「自信」につながった
通っている校舎では、
テストの成績がクラスの上位5名に入ると名前が一覧で張り出されます。
小4の長女は、学年で100名程度いたため、1クラス30名以上おり、
上位5名に入るのは簡単なことではありませんでした。
一方、小3の次女のクラスは20名弱と人数が少なく、
相対的に上位に入りやすい環境でした。
実際に次女は、小3の期間中に上位5名に入る経験を何度もすることができ、
それが「頑張ればできる」という自信や、
学習への前向きな気持ちにつながっていたように思います。
人数が少ないクラスだからこそ、成功体験を積みやすかった点は、
小3スタートの大きなメリットでした。
学習内容に余裕があった|螺旋階段の入り口に立てた
日能研では、同じ単元を学年に応じた難易度で繰り返して学ぶ
「螺旋階段型」のカリキュラムが採用されています。
小3では国語と算数の2教科ですが、
長女が小4で学んだ内容の“導入部分”となるものを、
次女は小3で先に学習することになりました。
そのため、理解があいまいになりやすい部分も、
時間をかけて確認しながら進める余裕がありました。
もちろん、小4の授業でも基礎から丁寧に教えていただけるため、
小4からスタートした長女も、大きく戸惑うことなく学習を進めることができました。
ただ、次女はじっくり理解したい性格なので、
小4でつまずきやすい単元に前もってゆっくり触れられたことは、
後の学習につながる大きな土台になっていると感じています。
生活リズムを無理なく作れた
小3の通塾は、週2回×1コマの2教科+月1回のテストというペースでした。
宿題量も多くなく、「塾に行く」「翌日に宿題をする」という流れを、
無理なく生活に組み込むことができました。
その生活を1年続けることで、小4の本格的に授業がスタートする前に
親の声掛けがなくても自発的に宿題をする習慣が身につきました。
一方、長女が通い始めた小4では、
週2回×2コマの4教科に加え、隔週のテストがありました。
初めての本格的な授業、4教科の宿題、テスト+テスト直しと、一気にやることが増え、
塾のある生活に慣れ、勉強サイクルが回り始めるまでには、
少し時間が必要だったように思います。
次女は、小3のうちに通塾を含めた生活リズムを作ることができたことで、
本格的に授業が始まる小4でも、
塾のある生活を自然に受け入れられたように感じています。
小3スタートは「小4に向けた助走期間」だった
振り返ってみると、小3からの通塾は、
- 生活リズムを整える
- 学習の土台を作る
- 先生や友達との関係を築く
という点で、
小4に向けたちょうど良い助走期間だったと感じています。
いきなり成績やクラスを意識するのではなく、
塾や「塾のある生活」に慣れ、安心感を持てたことは、
真面目で少し怖がりな性格の次女にとって、大きな意味があったのではと思います。
一方、長女は小4からスタートでしたが、
周りの目をあまり気にしないマイペースな性格もあり、
小3から通塾している子との差を気にすることなく、
自分のペースで学習を進めることができました。
現在では、志望校に向けて、遜色なく力を伸ばすことができています。
授業が本格的にスタートするのは小4であり、
カリキュラムも小4スタートを前提に組まれているため、
必ずしも小3から通塾を始めなければ、
その後の学力に大きな差が出るというわけではないと感じています。
ただ、我が家の次女のように、
- 初めての中学受験で、まずは塾に慣れたい
- いきなり成績競争に入るのが不安
- 生活リズムや学習習慣を先に整えたい
と考えているご家庭にとっては、
小3スタートは一つの有効な選択肢になるのではないでしょうか。

