中学受験、小5で「回らなくなった時間管理」をどう立て直したか
小学5年生になり、小学4年生の時と比べて、通塾日数も週2日から週3日へ、授業時間も週4コマから週8~9コマへと一気に増えました。
授業時間の増加に合わせて、各教科の宿題量も増え、「何を、いつ、どのくらいやればいいのか分からない」状態に。
宿題に追われる日々となり、我が家も少しずつ回らなくなっていきました。
特に長女はマイペースで、面倒なことは後回しにしがちな、いわゆる”めんどくさがり屋”な性格です。
宿題を後回しにすることが多く、時間の使い方やスケジュール管理がとても苦手でした。
今回は、そんな長女が少しずつ自分で計画を立てて動けるようになったきっかけとなった
「1週間のスケジュール表」について書いてみたいと思います。
小5になって一気に回らなくなった
小学4年生までは、通塾日数は週2日、授業時間は週4コマと比較的時間に余裕がありました。
親が声をかければ宿題も、週末に実施したテスト直しもでき、何とか1週間を回すことができていました。
しかし、小学5年生になると、通塾日数は週3日、授業時間は週8~9コマと一気に増え、それに合わせて各教科の宿題量も増加しました。
その結果、気付いたら時間が過ぎており、何から手をつけて良いのか分からない状態に。
親が常に管理する必要がある状況となり、親子ともに少しずつ疲れていきました。
面倒くさがり屋な長女と、スケジュール管理の壁
長女は、やる気スイッチが入ったときには、親も驚くほどの集中力で、多くの問題に取り組むことができます。
一方で、やる気が出ないときは、ひとつの問題を解くのにもすごく時間がかかり、単純な計算ミスや勘違いも増え、なかなか進まないことが多くありました。
親が「次はこれ」「そろそろ始めて」と声をかけると、しぶしぶ動く長女。
質問にすぐに答えられるよう、なるべく近くで付き添いながら進める日々でした。
しかし、長女のやる気次第で宿題の進度が大きく左右されるため、
スケジュールを管理しながら全面的にサポートをする親の負担は、創造以上に大きくなっていきました。
一方で、長女からすると、宿題はやってもやっても終わりが見えず
やればやっただけ「今日やるべきこと」が増えていく感覚だったようです。
「どうせ同じ時間勉強するのなら、急がずゆっくりやろう」
そんな気持ちから宿題は溜まり、さらにやる気が出ないという悪循環に陥っていきました。
各教科の宿題量は毎週だいたい決まっているため、
長女にスケジュール管理を任せてみることもありましたが、
先の見通しを立てるのが苦手な長女は「あとでやる」が多くなりがちでした。
結果として、ギリギリになって宿題が終わらないと焦り、夜遅くまで取り組む日も少なくありませんでした。
親が管理するのをやめたくて作ったスケジュール表
親が管理すれば期日までに宿題は終わります。
けれど、管理する側の親も、管理される側の子どもも、どちらも疲弊していく日々でした。
そこで考えたのが、親が管理しないための1週間のスケジュール表でした。
このスケジュール表を作成した目的は、
- 親が細かく指示せず、本人に任せるため
- 本人が1週間の見通しを持ち、親子で共有できるようにするため
- 何をやるか、何が遅れているかを本人が把握できるようにするため
- 各宿題にどれくらいの時間が掛かっているかを見える形にするため
です。
完璧に管理するためのものではなく、
見える化することで、少しでも現状を改善できればという思いで作成しました。
我が家のスケジュール表
我が家のスケジュール表は、とてもシンプルなものです。
通塾している日能研に合わせ、週の始まりは「金曜日」とし、
横軸を「金曜日~翌週金曜日」の8日間、縦軸にその日の予定とやるべきことを並べました。
予定には、塾の授業や模試だけでなく、学校行事や習い事、遊びの予定なども含めています。
時間を細かく区切ることはせず、
毎週金曜日の夜にその週の予定を確認しながら一週間分の予定を立て、
その日に取り組むものに「やる」と記入。
スケジュール通りできた場合は、緑の線で取り消し線を引き、
できなかった場合は、赤字で矢印を引いて翌日以降にリスケする形にしました。

※個人が特定されないよう、内容は一部加工しています。
最初は、1週間分の予定を立てる金曜日のみ、親である私も一緒に確認しました。
「この日は予定が多いから、あまり時間が取れないかもしれないね」
「今週の算数は、少し時間が掛かりそうな単元だったかな?」
といった声かけをしつつ、無理のない計画になるようサポート。
親の意見を押し付けるのではなく、あくまでも長女の意見を尊重することを意識しました。
そして、週の途中のリスケについては、すべて長女に任せるようにしました。
変わったのは、長女が自分から動くようになったこと
このスケジュール表を使い始めて、一番変わったのは、
長女が自分からスケジュールを見て動くようになったことでした。
最初は、後回しにしがちな長女の性格の通り、週途中でのリスケが多く発生しました。
しかし、それが赤い矢印として視覚化されたことで、
「このままだと、週の後半が大変なことになりそう」
「今日中にここまでやっておいた方が良さそうだな」
「これが終わったら自由時間だから、集中して早く終わらせよう」
と、長女自身が考えて行動するようになっていきました。
自分でスケジュールを決めることで不満も減り、
管理から解放された親側も、心と時間の負担が減りました。
もちろん、長女のスケジュール管理はまだまだ完璧ではありません。
体調や予定によって、週後半に宿題が寄ってしまうこともあります。
それでも全体像が見えていることで、
「今週は前半が忙しかったから、後半頑張らないとだね」と
状況を理解したうえで取り組めるようになり、不満を口にすることは以前より減りました。
小6になる前にやっておいてよかったこと
この1週間のスケジュール表は、
「成績を上げるため」というよりも、
「先の見通しを立て、自分で考えて決める力」を育てるために作ったものでした。
来年には小学6年生となり、授業日数も授業時間もさらに増えることが分かっています。
だからこそ、小学5年生のうちに
「取捨選択をしながら、自分でスケジュールを決める練習」ができて、本当に良かったと感じています。
正直なところ、
「この子にはスケジュール管理は無理かもしれない」
と、親の方が思い込んでいた部分もありました。
けれど、一覧表で可視化することで全体像を把握でき、
自分でスケジュールを決めることが長女の納得感につながり、
結果として、あれほど大変だった1週間が、回り始めるようになりました。
これだけでも、中学受験に挑戦して良かったと思えるほど、
長女の大きな成長を感じています。
同じようにスケジュール管理に悩まれているご家庭の参考になれば嬉しいです。

