はじまりは「塾に行きたい!」
2024年現在、小4と小2の姉妹と共働き夫婦の4人家族の我が家。そんな我が家が中学受験に挑戦するきっかけとなったのは、長女が小2の時に言った「私、塾に行きたい!」という一言からでした。
長女は小さい頃から本を読むのが好きで、ジャンルを問わずに新しい事を知るのが好きな子でした。小学校でも、様々な分野の「もの知り博士」のお友達から話を聞いてきては、家に帰ってくると私に目を輝かせて教えてくれました。
そんな中、登下校で一緒になる高学年のお姉さん達から「塾=学校では習わないようなことも教えてくれる場所」と教えてもらったことがきっかけで、長女は「塾に行きたい!」と言うようになりました。
長女の「塾に行きたい!」という思いを受けた私たち親は、長女の希望をできるだけ叶えてあげたいなと思いつつも、「長女に合う塾ってどんな塾かな?」「中学受験を目的としない塾はあるのかな?」と、すぐに「塾に行く=中学受験」とはつながらずにいました。
意識しはじめた「中学受験」
私たち親が塾を考え始めた頃、学校から帰った長女が「中学受験ってなに?」と聞いてきました。どうやら、塾に行くと言い出した長女に、すでに塾に通っている子から「塾に行くってことは中学受験をするの?」と聞かれたようです。
「受験」というものを知らない長女に、家の近所にある公立中学校と、ある都立の中高一貫校のホームページを参考に見せながら、「受験とは何か」をできるだけ客観的に説明しました。どちらの学校にもそれぞれの良いところがあると説明をし、それを聞いた長女は少し考えたのちに、都立の中高一貫校のホームページを指さし「私、ここの学校に行きたい!だから受験する!」と言い出しました。
私たち親は、長女の発言に驚くとともに、少し困惑もしていました。なぜなら、甥っ子の私立中学受験を見ていたので、受験を通して成長していく姿から受験の素晴らしさを感じつつ、同時に受験の大変さや厳しさも感じていたからです。「中学受験」に挑戦するには、家族みんなの覚悟、そして何より本人の強い覚悟が必要だと感じていたため、長女にも包み隠さず「受験の厳しさ」についてもう一度丁寧に説明をしました。しかし、長女の決意は変わりませんでした。
ここで初めて、私たち親も「中学受験」というものを意識しはじめ、「中学受験」に向けて情報収集を開始しました。
「中学受験」への一歩
本格的に塾選びを開始したところ、塾の選択肢が多いことにびっくりしました。「大手塾か個人塾」「個別授業か集団授業」「対面か通信」「都立向けか私立向け」、塾によって授業の雰囲気や方針も違い、今後お世話になる塾を考えるととても迷いました。
長女の塾を考え始めたのが小2の始め頃だったので、新小3の授業が始まる小2の2月から入塾をする方向で、本人の意向を聞きながらじっくりと塾選びをすることにしました。
長女の希望は、お友達と一緒に勉強したいということでしたので、「対面の集団授業」をしている大手塾・個人塾に絞り、大手塾については、無料で実施している公開模試を受け、テスト後に実施される解説授業を受けることで塾の雰囲気を、保護者向けの説明会で塾の方針を確認していきました。
本人の希望する学校が「都立の中高一貫校」であること、検討していた個人塾の開始学年が4年生であったこと、そして何より、長女が「塾・中学受験」というものをきちんと理解しているか、長女の決意がいつまで続くのか不安があった我が家は、小3の授業料が無料であるという魅力もあり、大手塾の「ena」に入塾することに決めました。こうして、我が家の「中学受験」への挑戦がスタートしました。
(※実はこの頃の長女の「都立の中高一貫校」への志望動機が、「献立表を見たら魅力的なデザートが多かったから」という小2らしい理由で、、親としては、果たしてその志望動機でどこまで「中学受験」を頑張れるのかが不安でした。なので、「ena」への入塾は「中学受験」を目指しつつも、まずは長女に「塾」というものがどういう場所なのかを知ってもらって、長女がどう感じるのかを知るにも良い機会だなと思っていました。)